瀬戸 健

2020年3月期はコロナ禍等により赤字も、構造改革を推進。来期以降もさらに改革を実行します。

2020年3月期(第17期)は、売上収益2,029億円、営業損失7億円、親会社の所有者に帰属する当期損失60億円となりました。日頃からご支援くださる株主の皆様には、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

上期については、前期下期より取り組んだ構造改革の成果が出始め、全社としては順調に推移いたしました。一方、下期については、消費増税、大型台風・暖冬等の天候不順、そして新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛等により、売上が大きく影響を受けました。構造改革の効果は引き続き表れていたものの、新型コロナウイルスの影響を踏まえ店舗等の固定資産や在庫を評価し直した結果、減損を計上したこともあり、2期連続での赤字となりました。

そのようななかでも、ぱどや三鈴等4件の子会社及び事業売却を実施するとともに、グループ全体で前期比98億円の販管費削減や在庫の削減等、積極的に構造改革を進めてまいりました。そして、グループ全体でのECへの取り組み強化や、ワンダーコーポレーションでのイベント事業等のLIVE型高収益業態の開発、HAPiNS・ジーンズメイト等でのプライベートブランドの展開強化等、事業拡大施策も積極的に実施しております。

2021年3月期(第18期)の業績予想につきましては、5月時点でグループ全体の約1,100店舗のうち7割が臨時休業となる等、未だ新型コロナウイルスの影響が大きく、その影響の収束時期が見通せないため、現時点では未定としております。しかし、グループ横断的なコスト最適化や業務合理化、バーチャルオフィスを活用した在宅勤務常態化による本社家賃の低減、コロナ後の世界を見据えた非対面ビジネス等の新たな収益源の創出等、持続的な成長基盤の確立に向けた改革を進めてまいります。

今後もわれわれは「ひとりでも多くの人が、自らの可能性と価値を最大限に解き放ち、最高の自分らしさに出会える世界を実現する」という想いをひとつに、私を含め当社グループ社員一同、真摯にお客様に向き合い進化し続けていきます。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

RIZAPグループ株式会社
代表取締役社長 瀬戸 健