瀬戸 健

2019年3月期は緊急性の高い構造改革が完了、2020年3月期は成長軌道への回帰に邁進します。

2019年3月期(第16期)は、下期より短期集中的に構造改革に取り組んだことにより、売上収益2,225億円、営業損失93億円、親会社の所有者に帰属する当期損失193億円となりました。日頃からご支援くださる株主の皆様には、多大なるご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

当社グループは、この1~2年において積極的にM&Aを推進し急速にグループ規模を拡大させた結果、過去1年以内にグループ入りした一部子会社を中心に当初見込んだ経営再建の進捗から遅れていることが顕在化しました。このような状況を受け、当社グループは従来の戦略を一部変更し、当社グループが持続的成長軌道への回帰を果たすため、抜本的な構造改革に着手することといたしました。「グループ会社・事業の経営再建の早期完遂」、「強靭な経営体質への変革」、「事業の選択と集中」、「新規M&Aの原則凍結」および「成長事業への経営資源集中」を構造改革方針とし、当社グループ全体にわたり在庫や店舗、不採算事業の見直しを行いました。併せて事業の選択と集中の一環として、短期的な投資回収・収益改善が難しい事業や当初想定していたグループシナジーが見込めない事業については、縮小・撤退・売却を進めてまいりました。

その結果として在庫や不採算事業の減損等の構造改革関連費用を大きく計上することとなりましたが、2019年3月期中に膿を出し切る覚悟で構造改革に注力したことにより、緊急性の高い施策は完了し、当社グループの今後の成長へ向けた経営基盤の強化は着実に進捗したと考えております。2020年3月期(第17期)は黒字化を実現し、成長軌道への回帰を果たしてまいります。

当社の主力事業であるパーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」をはじめとするRIZAP関連事業においては、積極的に新規出店と広告宣伝等の先行投資を実施し、その会員数は順調に増加しております。また、RIZAPメソッドを活用した1:N(複数)の新しいサービスも多角的に展開し、収益の多様化を図っております。これら美容・ヘルスケア分野を主軸とした次なる成長軌道を描いていけるよう邁進いたします。

今後もわれわれは「ひとりでも多くの人が、自らの可能性と価値を最大限に解き放ち、最高の自分らしさに出会える世界を実現する」という想いをひとつに、私を含め当社グループ社員一同、真摯にお客様に向き合い進化し続けていきます。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

RIZAPグループ株式会社
代表取締役社長 瀬戸 健