経営情報

2023年3月期は、新規事業「chocoZAP」が当初計画を上回るペースで会員数・店舗数が急成長。今期はchocoZAP事業への先行投資期間として成長投資を継続しつつ、既存事業と併せて持続的成長に向けた経営基盤の構築を目指してまいります。

代表取締役社長 瀬戸 健

株主の皆様には、日頃より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2023年3月期(第20期)は、円安の長期化や、原材料・エネルギー資源の高騰、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、依然として先行き不透明な経営環境が続く中で、ライフスタイルセグメントの小売事業を中心とした不採算店舗の減少等もあり、売上収益はわずかながら減収となりました。一方で、新たに展開した「chocoZAP」事業が、日経トレンディにおける「2023年ヒット予測100」で「コンビニジム」として総合1位を獲得するなど幅広いメディアで大きな反響をいただき、2023年3月末には479店、会員数は35万名超に達し急成長を遂げております。利益面につきましては、引き続きグループ横断的なコスト最適化などの経営合理化策を推進する一方で、chocoZAP事業への戦略的投資の加速、小売事業を中心とした不採算店舗の減少および減損損失、これらに伴うRIZAP株式会社およびREXT株式会社における短期的な損益の一時的な悪化による繰延税金資産の取崩しにより減益となりました。

今後は、ライフログ戦略によるchocoZAP事業のさらなる進化を起点としたグループシナジーの創出を通じて、中期経営目標である2026年3月期の連結営業利益300億円達成に向け次なる成長軌道を描いていけるよう邁進いたします。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

RIZAPグループ株式会社
代表取締役社長 瀬戸 健