
2022年3月期は、コロナ禍での改革効果により、2期連続黒字・大幅増益を達成。
今期は、RIZAPボディメイク事業を中心とした戦略的な経営資源集中による持続的成長基盤の構築に着手いたします。
2022年3月期(第19期)は、新型コロナウイルスの再拡大に伴い、実店舗を運営するグループ企業を中心に、依然として極めて厳しい事業環境が続いた結果、減収となりました。一方で、コロナ禍における新たな収益源の柱として注力しているEC領域においては、2020年3月時点で11.0%だったEC売上比率が2022年3月には20.8%に増加するなど一定の成果が出ております。また、RIZAPのボディメイク事業においては、オンライントレーニングの拡充およびトレーニング動画配信の本格化、ウェアラブル端末を用いた健康増進サービスの提供、アプリ開発への投資を行うなど非対面・非接触領域の強化に着手しております。利益面につきましては、グループ機能統合プロジェクト「ONERIZAP」の方針の下、グループ横断的なコスト最適化などの経営合理化策を実行した結果、損益分岐点売上高が2019年3月期対比で71.4%に低下するなど、収益構造が大きく改善しております。その結果、2期連続の黒字化および大幅増益を達成しております。これらの状況から、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象又は状況は現時点において存在しないものと判断し、過去3期にわたって記載しておりました「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消するに至っております。
当社グループは、これからも、私を含め当社グループ社員一同、真摯にお客様に向き合い進化し続けていきます。
株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
RIZAPグループ株式会社 代表取締役社長 瀬戸 健