RIZAP×長野県伊那市との連携による、日本初の自治体向け
”成果報酬型“健康増進プログラムが終了
約90%が体力年齢10歳以上の若返りを達成
当社子会社であるRIZAP株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長 瀬戸 健、以下RIZAP)は、日本初の自治体向けプログラムとして、長野県伊那市(市長 白鳥孝)にて実施した、健康寿命延伸のための成果報酬型「健康増進プログラム」が3月25日に終了したことと、その結果をお知らせいたします。
【「健康増進プログラム」概要】
長野県伊那市と実施した「健康増進プログラム」は、長野県伊那市の“日本一健康シティ”を目指す取り組みの一環として、2018年1月より開始。RIZAPの“「結果にコミット。」する”というサービスコンセプトに基づき、本プログラム参加者の約3ヶ月間での体力年齢改善の結果およびプログラム開催前後を比較した医療費削減額の結果に応じて報酬を頂く「成果報酬型」を採用いたしました。
【「健康増進プログラム」結果】
RIZAPでは、「健康増進プログラム」実施において、まずは参加者一人ひとりの体力年齢が10歳以上若返ることを目標といたしました。プログラムを約3ヶ月実施した結果、参加者のうち89.7%が体力年齢10歳以上の若返りに成功し、体力年齢の若返り平均は36.89歳となりました。
【「健康増進プログラム」の参加者満足度は92.3%】
「健康増進プログラム」に参加した合計46名にアンケート調査をおこなった結果、満足度は92.3%となりました。食事への意識、運動への意識も94.8%が改善したと回答。「またやってほしい」「もっと食事法が知りたい」など、多くの声を頂きました。
なお、この度「健康増進プログラム」へ参加いただいた方の開始前後の様子が分かるほか、長野県伊那市市長 白鳥様よりコメントを頂いた動画を公開しています。是非、ご覧ください。
【「健康増進プログラム」結果グラフ】
※N=39名(プログラム実施の前後で体力年齢を測定できた人数)
※計算式は筑波大学の研究機関THFと共同で開発した「RIZAP式体力年齢推定式」を利用。
【「健康増進プログラム」アンケート結果】
■参加いただいた方からのコメント(一部)
・良い企画であったと思います。もっと参加者が増えるとよいです。とても良い機会を与えていただき、感謝しています。
・先生の語りもおもしろく、8日間楽しく皆勤することができました。
・短期間に結果がでてびっくりしました(体重、体力測定)。脂質・糖質の数値については検査をしないとわかりませんが、良い結果がでるような気がします。
・この取組のPRをぜひ市民にわかりやすく説明して伊那市がとりあげている健康寿命長野県一をめざしてもらいたい。
・より多くの人が参加していければよいと思う。健康寿命を上げるためにもこのプログラムは良いと思う。
【長野県伊那市「健康増進プログラム」詳細】
<実施内容>
・実施期間:2018年1月より 約3 ヶ月間
・運動トレーニング:週1回、90分の健康講座の実施。長野県伊那市内 運動施設を利用したシニア向けトレーニング。
・食事プログラム:レシピの提供など
・定期的な進捗管理(運動と食事の報告、フィードバック)
<評価項目例>
・プログラム参加前後のデータを比較して評価
身体能力の変化: RIZAP 体力年齢推定式による体力年齢の算出
-体力測定
-体組成計測定
<成果報酬>
・本プログラム実施による長野県伊那市からRIZAPへの成果報酬の金額は、本プログラム参加者の3か月間での体力年齢改善の結果および医療費削減額の結果に応じて設定いたします。具体的な算出方法は以下の通りです。
① 「体力年齢が10歳以上若返った人数」×5万円
② 「参加者全体の医療費削減額の50%」が、①を上回る場合は、その差額を加算
RIZAPでは、2017年3月より自治体向けのプログラムを開始し、その初の試みとなった静岡県牧之原市での、シニア層を対象とした健康増進プログラムにおいても、参加者の体力年齢が平均13.6歳若返りに成功。参加者は体力年齢の若返り、体重の減少を達成し、筋肉量の減少はなく、体脂肪率を減らすという理想的な結果を得ることができました。
また、2017年8月には、RIZAPメソッドを多くの方に体感いただき、日本を健康にするという目標を掲げた「1000万人健康宣言」を発表いたしました。今後は日本の1,700を超える自治体への「健康増進プログラム」の提供を進めると共に、これまでに得たメソッドを活用した高齢者の方へ向けた新たなサービスの展開を検討してまいります。そして、多くの人々が健康で生き生きとした輝く人生を送っていただく事で、今後も我が国が抱える大きな社会的課題のひとつである健康寿命の延伸や介護予防への貢献に取り組んでまいります。