第38回 日本肥満学会にてRIZAPの共同研究事例を発表 製薬会社以外で唯一参加したランチョンセミナーが大好評
ランチョンセミナーの模様
当社子会社であるRIZAP株式会社(本社・東京都新宿区、代表取締役社長 瀬戸 健)は2017年10月7日(土)、8日(日)に大阪国際会議場にて開催された「第38回 日本肥満学会」に参加いたしました。また、その中で「安全かつ効果的に結果にコミットできる減量方法の確立を目指して」をテーマとしたRIZAP初のランチョンセミナー等が大変ご好評いただきましたのでお知らせいたします。全14社のランチョンセミナー共催企業のうち、製薬会社以外で共催した企業は当社のみであり、大変多くのご参加者の方に興味・関心を持っていただきました。整理券は配布開始後、すぐに配布終了となり、定員120名のところ150名を超える方々にご参加いただき、今回の学会のランチョンセミナーのなかでも大変人気のあるセミナーとなりました。
今回当社が参加した日本肥満学会は、1980年の発足以来、疾患学的・予防学的な見地から、肥満について国際的に発信を行ってきた歴史のある学会です。昨今の健康障害をきたす肥満の学問的関心の高まりの中で開催された第38回日本肥満学会において、当社では現在取り組んでいる研究資料の発表や法人・地方自治体に向けた健康セミナーなどの情報発信や、朝日生命成人病研究所研究部長の櫛山暁史先生によるランチョンセミナー、また金山ペインクリニック 川瀬守智先生によるポスター発表を行いました。
■開始早々整理券配布終了のランチョンセミナー。安全な減量方法に関する講演を開催
RIZAP初となる学会でのランチョンセミナーでは「安全かつ効果的に結果にコミットできる減量方法の確立を目指して」をテーマに、水道橋メディカルクリニックの砂山聡院長に座長を、国内において糖尿病などの生活習慣病の研究をリードする朝日生命成人病研究所の研究部長を務められておられる櫛山暁史先生にご講演をいただきました。主な講演内容としては、森永卓郎さんのRIZAPでの食事・運動指導による血糖値減少など血液検査結果の改善の実例に加えて、現在取り組んでいる東京大学理学系研究科生物科学専攻 黒田研究室との血液代謝物やホルモンに関する共同研究の内容、またRIZAPに通っていただいている累計9.2万人のゲストのうち、約6000人のデータをもとにした櫛山先生の考察等、大変充実した内容となりました。
[講演内容の概要]
-肥満患者数や糖尿病に関する最近の動向について
-森永卓郎さんの実例 -各大学との共同研究事例について
-疾病を持つゲストの運動の適応と注意点
-RIZAPゲスト6000人のデータの分析から見る減量のポイント
※参考:ランチョンセミナー参加企業名(講演番号順)
武田薬品工業株式会社/サノフィ株式会社/興和創薬株式会社/ノボノルディスク ファーマ株式会社/小野薬品工業株式会社/アストラゼネカ株式会社/大正富山医薬品株式会社/株式会社三和化学研究所/MSD株式会社/ノバルティス ファーマ株式会社/ 日本イーライリリー株式会社/日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社/アステラス製薬株式会社/寿製薬株式会社/コヴィディエンジャパン株式会社/第一三共株式会社/田辺三菱製薬株式会社/RIZAP株式会社
■注目の「糖質依存」 RIZAP体験医師によるポスター発表
昨今、肥満の原因の一つとして、カロリーの過剰摂取や運動不足に加え、糖質の過剰摂取が注目されています。今回のポスター発表では、RIZAPの糖質コントロールと筋力トレーニングによる減量に成功された金山ペインクリニック院長の川瀬守智先生が、自身の幼少期からの肥満状態やRIZAP期間中の振り返りを行い、「糖質依存」に関する肥満患者の観点からの考察を発表いただきました。
[発表の概要]
症例-減量開始時46歳 男性 肥満度3度 子供のころから高度肥満があり、思春期 から減量とリバウンドを繰り返し、結果的 に高血圧、脂肪代謝異常、睡眠時無呼 吸症候群を発症。
方法-一日の糖質量120gを目標とした糖質コン トロールを管理者の下に施行。運動も併 用した。
経過-肥満度1度迄改善し、疾患の改善も見 られた。30か月経過後も顕著な変化は 無い。
考察-糖質依存症が考えらえる場合、糖質コントロールを実施、継続することにより減量継続、リバウンド防止に繋がる可能性があると思われる。
■大好評のRIZAP展示ブース
上記の講演とポスター発表に加えて、RIZAPでは展示ブースも出展いたしました。展示ブースでは、ポスター発表を行っていただいた川瀬先生が院長を務めていらっしゃる金山ペインクリニックもその一つである、提携医療機関のご提案や法人・地方自治体に向けたRIZAP健康セミナーのご紹介を行いました。立ち寄っていただいた方々からは、「これまで、肥満学会にて運動メソッドがなかったが、RIZAPには期待している。」、「長年肥満外来をやっているが、なかなか結果が出すことができなかったが、RIZAPさんと組んで何かできないか。」等のお声をいただくことができ、大変盛況となりました。 RIZAPでは今後も医療機関や大学等との共同研究に積極的に取り組み、健康で輝く人生をサポートすることを通じて日本の健康課題への貢献を目指してまいります。